空レコードや空ページが追加放置される状況への対策 #Notion

空レコードや空ページが追加放置される状況への対策 #Notion

Notionにてデータベースに空レコードが追加放置されたり、無題のページが置きっぱなしになっていることがたまにあります。適度に削除なりの対処を取るかもしれませんが、そもそもの生成を防止する方法をいくつかピックアップしました。
Clock Icon2024.06.25

Notionでデータベース内に空レコード、ページ上に無題のページが作成放置されていることがあります。出来てから数週間、数ヶ月経っている場合は削除しますが、放置される状況の対処が悩ましいものでした。

ある日、ページ上をスクロール中にデータベースの新規レコード追加用ホバーメニュー上にマウスカーソルがある状態でクリックしてしまい、察しました。

原因の1例が判ったことで行ったシンプルな対策、及び他にも取れうる対策についての記事となります。

意図外の新規ブロック追加が発生する要因

新規ブロックの生成はEnterによるブロック追加、新規ブロック追加用ホバーメニューの操作の二択です。

Enterでの操作はページのブラウズ中には早々発生しませんが、新規ブロック追加用ホバーメニューの操作となると話が変わってきます。マウスカーソルをページ右端に置いてスクロース等行うと問題ないのですが、左端にあるとクリックするタイミング次第ではブロックを挿入することになるからです。

対処1:ページにロックを掛ける

編集権限がある状況での意図しない新規ブロック追加防止方法としてはロック一択となります。

ロック自体は編集できるユーザであれば誰でも解除可能なため、編集を防ぐというよりは意図しないメニュー操作を防止するという意味合いのほうが強いものとなります。

対処2:編集権限をなくす

おすすめはしません。

個人に権限が設定されている場合は、共有メニューから自身の権限切り替えを行います。権限設定のあるグループに参加している場合はグループから外れましょう。

親ページあるいはチームスペースの権限がベースにある状況でページに対して上書きでの権限抑制となります。ページの移行等の、権限構成次第で制約がかかるメニューは実行できない可能性があります。

あとがき

ページのロックはページ右上メニューからロックを選択する必要があり、都度ロックをする運用なのに忘れたまま放置してしまう状況はよくあることでしょう。Notion API経由でのLock制御はできないため、手作業は避けられません。

Chrome Extensionを利用した、HTML要素をフックとしてのロック指定部分へのキーボードショートカット設定も考えられますが、今後要素が予告なしに変わる可能性もあり安定はしないでしょう。

手順にロック操作を含んでしまうのが一番かもしれません。

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